<コロナ真理教の人々㉚>byカイジロウ
【誤解:マスクに効果がなくても念の為にした方が良い】
それは正しくありません。
マスクで煙草の煙が防げないことを考えただけでその無効性には容易に到達できますが、解せないのはコロナ騒動以降、マスク着用率が高い集団ほど感染率が高いという逆効果の観測です。
アメリカは自治体の政策に自主独立の傾向が強いため、政策と成果の違いを比較できます。ワクチン影響のない2020年、フロリダ州のマスク義務郡、非義務郡の感染者数推移を見ると、義務郡の感染者数の方が多いことが分かります。
Ian Miller氏のTwitter
https://twitter.com/ianmSC/status/1375140416140419074
これはフォーゲン効果として説明が試みられています。感染した自分の飛沫をマスクによって再び気管支の肺胞の奥まで吸い込めば重症化する人が増えるだろうという、素人が聞いても理解出来る合理的説明です。
フォーゲン効果https://journals.lww.com/md-journal/Fulltext/2022/02180/The_Foegen_effect__A_mechanism_by_which_facemasks.60.aspx
(URLをgoogleで検索し、検索結果の「このページを訳す」をクリックすると日本語訳で読めます)
マスク真理教の信仰理由には、「口腔の乾燥を防ぐから感染を防ぐ」という言説もあります。しかしマスク面で口元を湿潤化することは自らが排出したウイルスをマスク面で延命させ、これも逆効果になります。
感染力の持続https://bit.ly/3tjIcb2
延命させたウイルスをマスクに付けて呼吸すれば、マスクは噴霧器と化してウイルスを周囲に撒き散らすでしょう。飛沫がエアロゾルになるとコントロールしにくくなることは誰でも理解出来る理屈で、「思いやりマスク」は、周囲を汚染する「嫌がらせマスク」の可能性があります。総体として逆効果が観測されているのに、効いていると強弁して、同調圧力で強要するのは大問題です。
アメリカのマスク問題は日本では「自由か公衆衛生か」という文脈で語られていました。
個人の自由か公共の利益か(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD024WO0S1A900C2000000/
それはあたかもマスクに効果があるのにあえて犠牲を払って自由を選ぶ国民性の問題として扱われました。しかし科学的にはマスク着用の方が感染を拡大させたのであり、このような都合の悪い話は大っぴらに語られないことが常です。
<参考文献>
『マスク社会に終止符を』藤川賢治(花伝社)
『新型コロナ専門家を問いただす』小林よしのり・泉美木蘭(光文社)
コロナ真理教の人々〈第1シリーズ〉
①庶民が医学に疑問を持たねばならない
②医学は科学ではない
③医学の常識は歴史と共に変わる
④医学は宗教に近い
⑤人は信じたいことを信じる
⑥医学と闘うために
⑦誤解:コロナは恐怖の殺人ウイルスである
⑧誤解:超過死亡は出ていない
⑨誤解:死亡が増加しているのはコロナのせい
⑩誤解:ワクチンがコロナを抑え込んだ
⑪誤解:未知のウイルスだから最初は分からなくて当然
⑫誤解:今更コロナを振り返っても意味ない
コロナ真理教の人々〈第2シリーズ〉
⑬誤解:コロナワクチンで薬害は起きていない
⑭誤解:そんなに酷い薬害ならマスコミが騒ぐはず
⑮誤解:ワクチン効果は、打つまで分からなかった
⑯誤解:ワクチン有効率95%はスゲエ
⑰誤解:コロナワクチンは感染を防いだ
⑱誤解:コロナワクチンは死亡を防いだ
⑲誤解:それでもワクチンは感染死亡を防いだ
⑳誤解:ワクチンは集団免疫達成に必要だった
㉑誤解:mRNAワクチンは救世主の技術だ
㉒誤解:mRNAワクチンは安全だ
㉓誤解:でもインフルワクチンは効いているでしょ?
㉔誤解:でもワクチンで天然痘が絶滅したでしょ?
㉕誤解:健康であればあるほどよい
㉖誤解:製薬会社は人々の健康のために創薬している
㉗誤解:行動制限に意味はあった
㉘誤解:病院に行くほど健康になる
㉙誤解:マスクに感染防止効果はある
【トッキーコメント】
マスクをしていれば、いかにも見た目だけは感染対策をやってる感じはするけれども、実際には逆効果で、やらない方がいい、むしろやっちゃダメ!
ところがそれを、みんなこぞってやっていたのです。
そういえば、安倍政権がやっていたことも、全て見た目に「やってる感」があるだけで、実際やってたことはやらない方がいい、むしろやっちゃダメなことばっかでした。
コロナ禍・マスク禍と安倍禍は、同じようなものだったんですね…。